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【ネクストミッション】一枚岩の組織になるための最低必要条件はリーダーの「利他力」~Vol.44~

 ネクストミッションの濱潟(はまがた)です。

今週は豪雨続きでした。

梅雨の最中もさほど雨が降らなかった東京でしたので、一部の方にとっては「恵み」の雨だったかもしれませんね。

 

防衛大学校(以下防大)に短艇委員会というクラブに入っていました。

先日のブログで紹介したカッター(救難艇)を必死で漕ぐクラブです。

防大では、クラブのことを校友会と言います。

 

短艇委員会は日本一を毎年課される校友会です。

防大一きついと言われても間違っていないと思います。

 

「すべてはこの瞬間(とき)のために」をテーマに、

年1回の2000メートルのレースに3年間、命をかけていると見られてもおかしくない練習を行います。

そもそもカッターの構成は、、

・艇指揮(艇全体を指揮する人)・・・1名

・艇長(艇の進路を決め、最短距離で船をコントロールする人)・・・1名

・漕ぎ手(ひたすら漕ぐ人)・・・12名

・予備(補欠)・・・1名

 

上記15名が船に乗っています。

艇指揮は歴代の主将が行います。同期と言えど、そこは絶対服従です。

漕ぎ手はひたすら漕ぐのでパワーが必要です。

パワーの源はやはり食事と筋トレ・・・

ひたすら喰わされます。

私も入部時は53キロでしたが、気づいたら1年間で73キロになっていました。

休暇のときに家に帰ったときに、やらたらと驚かれたのを思い出します。

 

そして、艇長・・・

船の進路を決める人、車で言うとハンドルの役割です。

こちらは船に乗っているだけという位置づけ。「重り」にならないようにひたすら痩せます。私の1期上の艇指揮は、最後は骨と皮のみになっていました。

20代前半の若人でここまで覚悟をもってダイエットする人は世の中、ひろしと言えど、ボクサーくらいじゃないでしょうか。。

 

体調もよくなさそうですし、常にフラフラしていますし、こちらから「大丈夫ですか?」と聞いても、

か細く「大丈夫・・・」と一言。

 

大丈夫なのか?

 

ただ、一つ言えることは、漕ぎ手の負担を少しでも減らすためにダイエットをしていたという事実はある。

見た目をよくしたいからとか健康のためとかそんなもんじゃない。

 

いざレースが始まると漕ぎ手は本当にしんどい。

意識を飛ばす人もいる。

 

そんな光景を見ているから、そんな無理なダイエットができる。

たかだか10キロ前後痩せたところでどうなんだろうか?

そんな野暮なことは聞くのはナンセンス。

仲間のために・・・日本一のために・・・できることを究極なまでにやっただけだと思う。

 

まさか、翌年の艇長が私になるとは思っていなかったが。。。

同様に痩せた。レースが終わった後のトマトの味は忘れられない。あんなに甘いんだ、TOMATO。

 

この艇長から学んだマインドはリーダーになったときに大いに役立った。

基本的には、チームのため、メンバーのため、自分が「やれること」「やるべきこと」を真剣に考えた。「やりたいこと」なんて後回し。

 

チームのために、メンバーのために・・・

おもしろいもんで、そう考えると行動にも出るんですね。

 

まずやったことは早朝のプランニング。

成果が上がらないメンバーと毎朝07:30~プランニング。

「申し訳ございません」とか言われるけど、何の問題もない。

 

次にロープレ。

次に毎晩の振り返り。

次に・・・

次に・・・

色々やった。

 

そして分かったことがある。

リーダーが自分以外のために動き続ける結果、それはメンバーにも浸透する。空気が変わる。メンバーも人のために動きだす。そして、全員でチームのために動きだす。

間違ってはいけないのは、

チームのため??

なれ合いの仲良しクラブを作ることではない。

 

営業だったら、目標予算の達成のため。

それが会社のためになる。

 

まずはリーダーの利他力。

忘己利他・・・

 

自分のことは一旦置いといて、回りのために頑張ることをお勧めする。

ベタな提案ではあるができているリーダーはほとんどいない。

 

過失を部下のせいにするリーダーなんて論外だ。

部下の成果を己の成果にするリーダーなんてガチで圏外。

 

しつこいようだが、

本気で「チーム」「部下」のためと考え、動き続けるリーダーの人間力に勝るものはない。

そして、結果的にすべてリーダーであるあなたに返ってくる。

それは歴史が証明している。

 

それでは本日もシンプルに目標達成。