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ムカつく上司の文句は止めて、ムカつく上司を出世させれたらあなたの「市場価値」は倍増します~Vol.56~

あれはいつだろうか。

たぶん、入社4年目。

私の直属の上司が社内で「くしゃみをした」だけで会社のトップである社長にめちゃくちゃ怒られた。

で、その3分後に社長もくしゃみをしていた。

それに対して誰も何も言わなかった。 

 

この「ヒエラルキーは何?」とガチで思った。

ベンチャー企業、創業社長「あるある」の諸行無常さ。

 

そして、3カ月後にその上司は辞めた。

 

「くしゃみ事件」を思い出していたら別の事件も思い出した。

 

「結婚式事件」

 

世はリーマンショックの後遺症真っ只中、リーマンショック後にマーケットでは様々な合併症が起きた。まずは、大手ITメーカーの大型リストラ、中小企業の度重なる倒産。

医療業界の一人勝ち・・・

 

そんな中、IT業界に身を置いていた我々は会社の売上減少という非常事態をリカバーするべく、土日献上で働く命令がトップである「社長」から降りた。

要は土日なし。

1週間が「月月火水木金金」のリアル。

 

中には子供が生まれたばかりの社員もいた。

その社員が社長に懇願した。

「明日の日曜日だけは休ませてください。嫁の体調が悪くて・・・子供の面倒をどうしても見なければならないのです」

と社長はばっさり言った。

「そんな嫁とは別れてしまえ」

 

正直、ビビった。

 

そして、その翌週の土日にその社員が必死こいて働いている間に社長は当時付き合っていた彼女と晴れやかな結婚式をあげた。

社員全員、社長の嫁が大嫌いだった。

 

その社員も辞めた。

 

別に当時の社長を悪く言いたいわけではない。

世の中にはこのようなタイプの人間もいるということ。

 

そして、上司にもなるということ。

 

ここまではなくてもちょっといやな人が上司になると、酒場で文句をたれるというのが昭和時代から引き続いている日本のリーマンのリアルだ。

 

文句を言い合い、酒を喰らうことにより一時的に気分は転換される。

でも明日の朝にはまたそのムカつく上司が目の前にいる。

かごの中でくるくるするハムスター状態。

一時的な気分は変わっても時間が経てば目の前の現実は何も変わっちゃいない。

 

そして、私事だがまさかの入社6年目に管理職になり、8年目に専務取締役になった。

 

管理職になった元上司たちは社長の発言一つ一つに敏感になり、そして多少なり我も強かったのでみな辞めていった。

 

ということで、管理職になったときとことんまで会社と社長を勝たせてやれば居場所を確保できると思った。

私自身、いずれは独立すると決めていたので「フォロワーシップ」を磨くという点でもいい経験になると思い、前向きではあった。

 

しかし、くしゃみをしたら怒る社長だったので大変といえば大変だった(笑)

社員に対しての口癖は、

「辞めていいよ。そんなんだったら辞めていいよ。」

 

些細なことで大ナタをふるうその姿勢はガチでリーマンショックの再来だった。

 

で、私はどうなったかというと、

文句言う時間あるならどうやったら「会社と社長を勝たせることができるか?」その一点のみを考えていた。

会社と社長を勝たせるとはつまりは業績を上げるということ。

 

トライ&エラーを繰り返し、最終的に退職するまでに粗利益は2.3倍になり、経常利益率も大幅に上がった。

もちろん、私の給料も2倍、3倍と増えていった。

 

何を言いたいかというと、中間管理職になった瞬間、いや社会人になった瞬間でもいいかと思う。

一番、もったいないのは上司の文句を言う時間。

我々は「乙女」を目指しているわけではない。

 

できる「ビジネスマン」を目指しているのだから。

 

会社を勝たせないとリーマンでいる限り昇給は望めない。

上司を改革しようとしてはいけない。上司のいいところを伸ばして、強みをどんどん発揮させる状況を作ればいい。

となると、自分の権限も増える。

 

「上司が出世する→上司の権限が増える→自分の権限も増える→挑戦できる→成長できる→市場価値が上がる」

 

このサイクルだ。

 

そして、ムカつく上司を反面教師にして、自分自身の「人間力」もあげればいい。

 

今日から始めよう。

 

文句を止めて、ムカつく上司を出世させよう。そして自分の価値をあげていこう。

 

「えっ、そんなことできません?」

 

大丈夫です。

このブログを読んだ今日から、あなたは「大人」になっていますから。

 

本日もシンプルに目標達成。